ベースに必要不可欠なD.I

ライブなんかでベースやキーボードを使っている人は、

必ずお世話になるD.I。

こいつがどういう役割をしているかご存知でしょうか?

今日はそんな話をしたいと思います。

簡単にいうとDIがやっていることは2つあります。

バランス接続への変換

どっちかというと、こっちがメインな役割だと思います。

単純に、普通のシールドケーブルで繋いだ時のつなぎ方(アンバランス接続)から、

キャノンコネクタでつなぐ(バランス接続)につなぎ方を変えようということです。

なぜか知りませんが、XLR端子のことをキャノンと呼ぶことがあるので、

このブログでも通ぶることにします。

普通に楽器のシールドケーブルで繋いだ時は、

内部の2本の導線で音を送ります。

1本は信号、1本はGND。

しかし、バランス接続では3本の導線で音を送ります。

2本信号、1本GND。

そこで、DIは元々1本の信号を2本で送るように変換します。

この2本は逆位相同士で送るので、

この変換をDIがやってくれているわけです。

バランス接続はノイズに強いので

めっちゃ長くケーブルを引き回すライブなどでは必ずバランス接続をします。

ギターはええんかいと思われるかもしれませんが、

ギターアンプから出る音をマイクで録音しているときに

バランス接続になってます。

マイクはバランス接続で繋ぐので、

最初からバランス接続になっているわけです。

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インピーダンス変換

インピーダンス変換。

つまりはバッファの機能を持っているというわけです。

ギターをやる方はよく知っていると思いますが、

インピーダンスは、ロー出しハイ受けが基本です。

出力インピーダンスの低い信号を、

入力インピーダンスが出力インピーダンスよりも高い入力で受ける

という意味です。

なぜこれが原則なのかといいますと、

簡単にいうと音量が落ちるからです。

ちょっと説明しますね。

こちらの回路図を見てください。

増幅回路というのをミキサーと置き換えて考えてください。

今、ミキサーにギターの信号を入れるとします。

ミキサーの入力インピーダンスを10kΩとします。

ギターの出力インピーダンスを500kΩとします。

回路図に書き込みますね。

こんな感じですよね。

ここで電圧の大きさを0.2Vとでもしましょう。

とすれば、ミキサーには何V入力されますか?

オームの法則より計算すると、

\(0.2V \times \displaystyle \frac{ 10k }{ 500k + 10k }\) = 0.003921…

約0.004Vです。

あららーめっちゃ電圧がさがりました。

単純に考えるとボリュームが落ちちゃうわけです。

これは出力インピーダンスが入力インピーダンスを大幅に上回ってしまっているからです。

つまり、入力インピーダンスよりも

その前につなぐ機材の出力インピーダンスは、低くなくてはなりません。

また、出力インピーダンスが大きいと浮遊容量でハイ落ちもおこります。

というわけで、バッファがいるわけです。

DIには、音をミキサーに持っていくためのインピーダンス変換機能(バッファ)があるわけです。

まとめ

というわけで、DIには2つの機能があるわけです。

DIには電源がいるタイプといらないタイプとありますが、

電源がいるタイプは基本的にファンタム電源といって、

ミキサーやオーディオインターフェイスの機能で、

ミキサーやオーディオインターフェースから給電することが可能なので、

基本的には電源がいるタイプでもめんどくさくないです。

ちなみにうちの軽音部では、

ベリンガーのDIを使っていました。

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ではまた。

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