パワーサプライのノイズ

今回は、ZOOM G1onのノイズが、

GNDループを切ったらかなり収まったって話です。

予想外な結果にわりと驚きです。

まずは結果

こちらの動画がbefore afterです。

ギャーンっていうノイズは消えてるでしょ?

消えてるとはいえ電池駆動のときよりはノイジーですが…

このボードは僕の弟のものなのですが、

ZOOM G1onとその他のアナログエフェクターを

同じパワーサプライで駆動できるようにしてます。

デジタルとアナログの電源系統が分離するように

内部で3端子レギュレーターを二つ使ってるサプライです。

内部独立型ってやつですね。

ただ、どうもデジタル特有のノイズが消えないんです。

それでいろいろ試した結果、

おそらくGNDループが原因であろうという結論になりました。

正直、GNDループってエフェクターの世界では、

あまり問題になりません。

しかし、電流をかなり消費するマルチになると話が違うようです。

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GNDループってなんぞい?

下の画像を見てください。

パワーサプライからそれぞれDCケーブルでエフェクターに電気供給しますよね。

このとき、GNDの配線が上の緑のマーカー塗った所のように

輪っかになる状態のことをGNDループといいます。

このように輪っかになるとアンテナみたいになって、

不用意に電磁波を拾ったりと、ノイズに弱くなるといわれています。

ただし普通、エフェクターでそこまで気にしなくていいと思います。

実際、全部アナログエフェクターのボードで、

ループ作らんようにして実験してみましたが、

変わったかどうか正直良くわかりませんでした。

GNDループ作らないようにする方法

GNDループはすでにできてるので、切る方向で対処します。

図的には下の画像のような感じです。

DCケーブルに細工します。

DCケーブルなんですが、あまり高級なやつだと、

加工しにくいので、あえて安いものをチョイスします。

よほど作りが悪くない限り安いのでOKです。

個人的にはこれがベストです。

さて話を戻します。

まず、画像のようにDCケーブルに、カッターで切り込みをいれます。

ピンボケしてます。すみません。

切り込みが入ったら、

被膜を両サイドに引っ張って導線をむき出しにします。

センターマイナスなので、テスター棒をプラグにつっこみ

被膜をはがして出てくる外側の導線が、

プラグの真ん中とつながってることを確認します。

外側の導線をニッパで切ります。

完全にGNDラインが途切れるように、二回プチンプチンやってください。

こういうことです。

こうしておけば被膜を戻したときに切った感じわかりません。

このように被膜を戻してやりましょう。

最後にテープ巻くなりノリでくっつけるなりして、

切り込みを入れた部分を補強してください。

これで終わりです。

実は、最初サプライの中を開けてGNDの配線を切ったんですが、

どうも配線の引き回しが悪いらしく、

おそらくですが、浮遊容量で結局GNDループが生まれてしまって、

意味がなかったんです。

それでケーブル側でも対策してみたらうまくいきました。

それでもしやと思い、

内部独立型ではない普通のパワーサプライで

GNDリフトケーブル作って、実験してみるとノイズが止みました。

あれれ?内部独立型の意義はどこに行ったのだ笑

僕の環境での話ですので、おそらく普通の場合、

(ちゃんと設計された内部独立型のサプライ)

を使った場合はこのようなことは起きないような気がします。

この辺の話、この動画にまとめてありますので良かったら見てみてください。

GNDループしてる状態での比較では、

内部独立型の方がしてない奴よりノイズ小さい気がします。

注意点

ちょっと高めの頑丈なDCケーブルで試しにやってみると、

外側の導線がCANAREとかでみるシールドの網線みたいに編み込んであるので、

非常にやりにくいです。

あと当たり前な話なんですが、

ボード内のエフェクターは必ず一つ以上は、

このようにGNDリフトさせていないDCケーブルでつないでくださいね。

サプライのGNDとエフェクターのGNDはどっかでつないでおかないとだめです。

まとめ

普通のエフェクターだけなら、

あんまり気にする必要はないと思ってたGNDループですが、

マルチと一緒に組み込んで、

ギャーンみたいなノイズが出るとき有効な場合もあるようですね。

実は、一点アースをすると、GNDの配線間の容量でループができて、

ノイズが逆に増えちゃう的な話もあったり、GNDまわりは結構奥深いです。

それでは今回はこの辺で。

ではでは。

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